みなさんは、子育てで悩んだことはありますか?
私は何度もありましたし、今でも悩むことはあります。
その一方で、
そもそも、自分は『子育て』をしているのだろうか。
と感じることもありました。
そうしたなかでもがいているうちに
自分はペットを飼育している
ことに気が付き、とても深く反省するとともに、今後もやってしまうことがあるはずなので、そのときにきちんと戻ってこれるようにしておきたいと思います。
ですので、この
子育て
と
ペット飼育
の違い、そして、私たち親世代に必要なことを書き記すことにしました。
ご興味のある方は、ぜひご一読ください。
みなさんは、子育てとペット飼育の違いを考えたことはありますか。
この違いは、私の経験や学びから自分なりに出した答えでありますが、
子育ては、強烈な自己否定ができ、その否定される内容を改めたり、矛盾することを受け入れることが必要であり
ペット飼育は、強烈な自己否定を必要とはせず、自己矛盾を受け入れる必要もない
という点です。
親と子の関係でいえば
子育ては子供のほうが親よりえらい
ペット飼育は親の方が子供よりえらい
になります。
子育てもペット飼育も、対象となる子供やペットに対して愛情を持って可愛がり育てるので、その違いには気づきにくいというのが私の感覚です。

私は子育てにおいて、自己否定をせずに他人のせいや環境のせいにしてしまったり、否定されることに対して受け入れられずに子供に迷惑をかけたこと、恥ずかしながら数え切れません。
こうした行為やマインドは子供にとっては悲劇なのに、ペット飼育をしていた私はそれでいい。と思っていた節がありました。
また、自分の子育て、これでいいのか。と違和感こそありましたが、
世に出回っている子育て本や教育者、アドバイザーと言われる人の動画や情報発信を見ても、ほぼ全てにおいて
『強烈な自己否定ができ、その否定される内容を改めたり、矛盾することを受け入れること』
の必要性がないばかりか
大丈夫、自己肯定しましょう。まずは自分を満たしましょう。自分をそんなに責めないで。
という甘ったるくて、現実逃避をさせる内容ばかりでしたし、近しい人も、仕事はできても、子育てに関すると
テレビ的な目先の快楽優先&個人主義&自分で調べない&自己否定不要という価値観の方が多く、
子育てとペット飼育の違いがわかるまでに多くの時間を費やしてしまいました。わかったときはうれしさは特になく、親としてポンコツすぎた自分が悔しかったです。
みなさんは、ここまでお読みいただいてどうでしょうか。
子育てをされていますか。
それとも・・・
さて、そんな現状において、私たち親世代に必要なことはどんなことでしょう。それは
現実を直視し、自己否定をし、主体変容をしつつ、自己矛盾を受け入れること
です。
現実から逃げていては、自己否定もなにもありません。子育てをするうえで、現実直視は大前提です。
そして、その大前提のもと、自己否定をして受け入れ、自分を変えられるところは自分から主体的に変える。矛盾しているけれども変えられない部分に関しては、それを受け入れることではじめて、子供の未来に迷惑をかけにくい親に近づけます。
平成までは親が
自己肯定感を高め、自分を満たし、自分を責めない。
でなんとか乗り切れた感が、たしかにあります。
しかし、コロナで始まった令和では全く通用しない。それどころか、そういう平成までのマインドだとご自身や子どもの命さえ危ない。という感覚です。
ということで今回は、
子育てとペット飼育の違い、私たち親世代に必要なことを書き記しました。いかがでしたでしょうか。
ペット飼育から脱却できると、子育ての悩みどころは大きく変わります。
みなさんおよび関わるお子さんの未来に、少しでもお役に立てればうれしく思います。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました(^_^)