とくにユース年代(U-16~18)トップレベルの日本サッカーを見ていると、荒削りな選手が少なく、あるレベルで完成された選手ばかりだと感じてしまいますが、海外では荒削り感たっぷりです!
そのため、この年代に海外へサッカー留学に行った人たちに話を聞くと、
「日本人の方がうまいし、集中力がある。」
と口を揃えます。ただし、
「トラップとインサイドキックが全然違う。」
と付け加えるところも同じです。
そんな荒削りの代表格、ポール・ポグバ選手は、マンUにいたころ、その潜在能力は高かったもののトップの試合に出られるだけの能力はなかった。と、当時のチームメイトであるポール・スコールズ氏は言います。YOUTUBEにポグバ選手のマンU時代の映像がありますが、見てみると納得させられます(^_^)
しかし、ポグバ選手は新天地ユヴェントスで能力を開花させ、世界トップレベルに駆け上がりました。日本では、元日本代表の中澤佑二選手が『荒削り』の代表格ですね。
こういった『荒削り』の選手をどれだけ高いレベルへ押し上げられるか。それが、国としてサッカーのレベルを測る指標の一つだと思います。日本の指導者にも『荒削り』を見抜く目が必要なのではないでしょうか(^_^)
私は、『荒削り』を高いレベルに押し上げるために、育成段階では
グループレベルの基本戦術
は徹底的に叩き込み、
機能すると自分がうまい♪と勘違いしてしまうような『細かいチーム戦術』
は取っ払って個の能力を選手に自覚させ、それを磨かせる必要があると思います。みなさんはどう思いますか。
Pogba nel FIFA FIFPro World XI – Pogba, Juventus midfielder in 2015 FIFA FIFPro World XI【1:46】