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はじめに

世界の一流サッカー選手に共通していることのひとつに、背筋が伸びていて、サッカーのプレー中だけでなく空港を歩いているときもピシッと格好よく、良い姿勢をしていることがあげられますが、そういった選手は走っているときも余計な力みがありません。

彼らの走り方や姿勢を正しいとすると、どういった特徴があるのでしょうか。

今回は、その点について私の見解を書きます。

日本人選手は無理?

2014年現在、大きな怪我が少なく、世界レベルで安定したプレーができそうな日本人選手といえば

長友佑都選手、本田圭佑選手、香川真司選手

あたりだと思います。長友選手や本田選手は走り方を改良して結果を残し、香川選手はJリーグ当初から他の選手とは違った独特な走り方です。

海外の選手と日本人選手は骨格が違うので、走り方や姿勢はマネできない。とネガティブな意見を言う人もいるなかで、彼らはしっかりと結果を残してきました。とくに、長友選手は他の二人よりも海外に行ってからの成長が著しく、とても参考になります。

結果を残す選手の走り方や姿勢 共通点は?

4スタンス理論にもある通り、一人ひとり走り方や姿勢の感覚は違いますが、ここでは一流選手の走り方や姿勢の共通点を挙げていきます。

・急に加速するときは、腕を前もしくは上に振る
(もしくは前傾姿勢になって、片方の腕を強く引き、もう片方を前に振る)

・急に減速するときは、腕を後ろに引く
(もしくは、腕を前に出すことで、ブレーキをかける)

・重心が低い状態でのプレー時、腕が高い位置にある場合がある

・太ももを水平付近まで上げない

・猫背にならず、背筋が伸びている

なお、これらは、全ての局面には当てはまりませんので頭を柔らかくしてくださいね(^_^)

多くの日本人が認識している?走り方と姿勢のポイント

では、多くの日本人が教わると思われる(教わった)、サッカーにおける走り方と姿勢のポイントです。

・腕を前後に振る。とくに、後ろに引く動きが重要

・つま先で地面を蹴るように走る

・太ももをしっかりと上げる

・重心が低いときは、太ももの前の筋肉で支える

・上体をしっかり起こす

一番の違いは腕の振り!?

このように、走り方や姿勢に違いがありますが、そのなかでも一流選手の動きと、日本人選手の決定的な走り方の違いは、腕の

動かすことの重要性の認識

振り方

ではないでしょうか。腕の振り、つまり上半身の意識の違いとしては、

イタリアではサッカーは上半身でする

スポーツと言われるのに対し、

日本では指導や上達本でほとんど触れられない

ことから、相当大きな差があると思います。

そして、その延長として

腕の振り方

にも影響してくるのです。ひとつ、例を出してみますね。

たとえば、みなさんがまっすぐ立った状態から、上体が前傾姿勢にならないように、右足を前に出して前進するとします。その際に

・左腕を前に振る

のと

・右腕を後ろに引く

のでは、どちらが前へ進みますか。

おそらく、

・左腕を前に振る

ほうが、足の大きさ一つ分以上前に進むと思います。反対に、

・右腕を後ろに引く

と、重心が残る感じがしませんか。

この、ちょっとした差がプレーにおいて、大きな違いを生み出すのです。

一つの例として、メッシ選手のドリブルは、加速するときは腕を顔の前で振るイメージですが、スピードに乗った状態で相手が寄せてきたときに見せる、左足アウトサイドのタッチでは左腕を後ろへ引くことでボールの方向に角度を付けつつ、重心移動を一瞬で切り替えます。

そうすると、相手からすると、予備動作もわからず急にスピードダウンするので、何をしてくるのか予想していても、ボールが奪えないのです。

こうした上半身の使い方は、インターネットや映像技術があってこそわかる部分が多いので、日本サッカーをけん引してきた先輩たちには非常に高い壁だったと思います。

(私もイングランド遠征で衝撃を受けましたからね。歩きでも一歩で20センチ~30センチ差があれば、10歩で2~3メートルはズレてきますから。日本に帰国してすぐに参加した大会で、当年の選手権で全国ベスト4に入り、プロ選手も輩出することになったチームが同じ会場で試合をしていましたが、まったく凄さを感じなかった記憶があります。感覚がマヒしていました(^_^;))

さらに、上半身をまっすぐ立てた状態で腕を前や上に振ると、後ろに引く時と比べて足が楽に上がりますし、上体も自然と起き上がりるため猫背にもなりません。

この感覚は階段を昇るときに、ぜひお試しください。太ももの前側にかかる負担も大きく違います。

日本で行われる、サッカーの正しい走り方や姿勢に関する指導のなかには一流選手の動きと共通している部分もありますが、一部分を切り取っての指導ゆえ、改善の余地は大きいと思います。

一流選手の最低条件

繰り返しになりますが、一流のサッカー選手には共通した体の動きがあります。

・急に加速するときは、腕を前もしくは上に振る
(もしくは前傾姿勢になって、片方の腕を強く引き、もう片方を前に振る)

・急に減速するときは、腕を後ろに引く
(もしくは、腕を前に出すことで、ブレーキをかける)

・重心が低い状態でのプレー時、腕が高い位置にある場合がある

・太ももを水平付近まで上げない

・猫背にならず、背筋が伸びている

※繰り返しになりますが、すべての局面に当てはまるわけではありません。

おわりに

サッカーにおける正しい走り方や正しい姿勢はスキル向上の大前提ですので、自分の感覚を大事にしながらも、上に挙げた共通事項を満たすように腕の動かし方を意識してみてはいかがでしょうか。肩こりなんてしている場合じゃないですね。

【ハイライト】バルセロナ×ユベントス「UEFAチャンピオンズリーグ17/18 グループステージ第1節」


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管理人

2015年からC級ライセンスを取得し、サッカースクールで小学生に指導。

小学校3年生からサッカーにハマり、16歳のときイングランドで衝撃を受け、21歳のときYOUTUBEに出会う。がっつりプレーしたのは22(23?)歳まで。

自身のプレー経験だけでなく、サッカーと全く関係ない分野を抽象化して応用することで、イングランド遠征で感じた世界との差を解決(16歳から10年以上かかり、センスなさすぎ(笑))。
 
スクールでは、原田メソッドを参考にさせてもらって目標達成のサポートをするとともに、独自の視点による『ワンポイントアドバイス』により、『できなかった』プレーを『できる』ように変えられるのが、強みです。
 
インターネットを利用して、より多くの人とサッカーを掘り下げていけたらと思います。
 

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