サッカー用語の『ライン間』(ギャップ、エントレ・リアネス・・・スペイン語)とは、DFとMF、MFとFWの間にできるスペースのことで、図にすると次のようになります。(以下、説明はライン間で統一させていただきます)
ライン間は、守備のマークがあやふやになり、フリーでボールを受けやすくなります。前を向ければ、数的有利ができてチャンスメイクしやすくなったり、ポゼッション(チームとしてのボール支配)もやりやすくなります。また、ライン間でパスを受けた選手が前を向けず、シンプルにさばくだけにしても複数の選手の守備の意識が一時的にボールホルダーにいくため、他のオフェンスのマークが外れやすくなります。
さらに、ライン間にオフェンスがポジショニングをしてパスを受けようとしたときにディフェンスがマンツーマンの形でしっかりとマークにつくと、マークに付きにいった選手の背後や横のスペースが空くため、攻撃としてはその空いたスペースを狙うことで、効果的な攻撃がやりやすくなります。
Jリーグでも近年、ライン間を狙う攻撃が増えています。
ライン間を意識した攻撃をするにはオフ・ザ・ボールの動きはもちろん、ライン間にバックステップで進入してファーストタッチで利き足側にボールを置くターンや、相手に読まれてパスカットされずにライン間を通すインサイドキックのスキルが求められますから、日ごろの練習から意識出来ればレベルの高いプレーが可能になりますから、基礎練習で継続的に取り組めたら良いですね(^_^)
【サッカー】ライン間においてパスを受ける上で大切なポイント4つ
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