サッカーの判断力を磨く為に、欧州式トレーニングだけを取り入れても限界!!な理由

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はじめに

日本代表やJリーグといった日本サッカーに対して、

プレーの判断が遅い

という批判が起こりますが、その根本的な原因を考察する人がどれだけいるでしょうか。いわゆる判断が早いといわれるスペイン、ドイツといった『欧州』のトレーニングを取り入れたところで、ある一定までしかレベルアップしないことは、それこそ日本のプロサッカー選手たちで証明されているのに。

しかし、指導者は本当の意味で自己否定せず、懲りずに『じゃあ、今度は南米だ』と、いつまでも外国のトレーニングにこだわったり、

自主性のない国民性

を原因にして、片付けてしまう風潮があるように感じます。

もちろん、このマインドのひとつである『自主性』は、歴代の日本代表監督が指摘して課題として取り組んでいる『とても大切なこと』です。

しかし、プロになってから本格的に取り組んでいては、結果を残すための時間を考えると限界がありますし、育成年代においても、日常生活の時点で当たり前なので、もはや義務教育にメスを入れる問題。というのが、私の見解です。

そこで今回は、マインドの向上と欧州式トレーニングの導入だけでは成長に限界を感じることのうち、トレーニングの導入について書きます。

育成年代で欧州式トレーニングを取り入れたがる日本

育成年代で、スペイン、ドイツなど欧州式トレーニングを取り入れたがる日本の現状は、本屋さんのサッカーコーナーに行けば、一目瞭然ですね。売れない本は置かないですし(^_^)

私はもちろん、世界トップレベルのトレーニングを導入することに反対はしていませんし、サッカーのレベルが強豪国に届いていない現状では当然のことかもしれません(2016年)。

しかし、外から取り入れた『判断力を磨く』トレーニングを導入して、高いレベルを要求するような環境であっても、世界トップレベルになる素地ができるわけではありません。素地ができあがっていたら、既に、全国各地で結果は十分出ているはずです。

必然!良いプレーの見本がないから、ある一定レベルで頭打ち

では、なぜ世界トップレベルになる素地ができないのでしょうか。これはマインドの問題だけでは片づけられません。

私は、大きな理由として『良いプレーの見本』がないからだと思います。世界トップレベルの国では、当然ながら世界レベルに必要な『良いプレー』の見本となる選手や指導者、保護者などの大人がゴロゴロいます。

私の経験としてはイングランド遠征のほかに、一緒に草サッカーやフットサルをやったブラジル人のおじさん達が印象的です。なんと、そこいらのお腹が出た中年太りのブラジルおじさんが、とてもシンプルかつ繊細なトラップをするんです(驚)

しかし、日本では同じようなトラップをできる大人はいません。だから、もちろんサッカー強豪校で胸を張っている日本の子供たちにもできません。

そして、この『できない=世界で通用する素地がない』が、そのまま世界との差になっていくのです。どんなに判断力を磨くトレーニングをしても、世界レベルに必要な『基礎』が足りていないので、一定のところで限界がくるのは必然ですね。

頑張っている子供に責任はない

私は、本気で頑張っている子供たちに責任はない。と思います。素直に教わったこと、見本として観察したことを青春をかけて習得し、実践しようとしているだけですから。

大人こそ、良く考えることが大切

となれば、基礎が足りないために世界に通用する素地ができず、『判断力が遅い』といわれる責任は誰にあるのか。もちろん、日本の大人です。

サッカーに携わる指導者たちが、対処的(その場しのぎ)な『欧州式トレーニング導入』だけでなく、根本的(自己否定を伴うよう)な『良い見本』にこだわることが大切です。

良いプレーの見本はどこにあるか?

では、良い見本はどこにあるのか。それは、世界トップレベルの選手がプレーしているビデオやDVD、YOUTUBEなどのインターネットを利用した動画にあります。

YOUTUBEは2005年から始まったので歴史は浅いですが、VHSのビデオはもっと歴史がありますね。YOUTUBEやDVDでなくとも、VHSのビデオでスロー再生は可能ですから、『良い見本』を徹底的に分析し、一流選手に共通することは何か。というところまでしっかり落とし込み、それを子供たちに見本として見せたり、コツやポイントとして指導すれば良いのですが、この

『良い見本』の分析がなんとしても面倒くさい

ので、多くの人が『楽に』レベルアップできそうな

判断力を磨く欧米式トレーニング

に頼りきってしまったではないか。と思います。

おわりに。まずは、大人から!!

日本サッカーの判断の遅さの克服は、まず、大人が対処的なことだけしか取り組まない姿勢を改めなければいけません。それにはマインドの向上はもちろん、『良い見本』という根本的なところに取り組むことが大切だと思います。

私も経験していますが、根本的なところに取り組むということは、過去に自分がやってきたことや、信念として貫いていたことを否定しなければいけないので、勇気が必要です。

しかし、前向きに自己否定しても、誰かに迷惑がかかるわけではありません。あれこれ気にしているのは、本人だけです(笑)

不安を抱えながらもちょっとした勇気をもって、『良い見本』という課題に大人が真剣に取り組みさえすれば、サッカー界として結果は数年で劇的に変わるのではないでしょうか。

まずは、大人から一歩を踏み出して日本サッカーを変えていけたらいいですね(^_^)

テクニックコースの練習 FCBEscola福岡校【1:08】


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管理人

2015年から、サッカースクールで小学生に指導。資格はC級ライセンス。

私自身は、小学校3年生から少年団でサッカーを始め、16歳のときイングランドで衝撃を受け、21歳のときYOUTUBEに出会いました。がっつりプレーしたのは22(23?)歳まで。

自身のプレー経験だけでなく、サッカーと全く関係ない分野を抽象化して応用することで、イングランド遠征で感じた世界との差を解決(16歳から10年以上かかり、センスなさすぎ(笑))。
 
指導に関しては、原田メソッドを参考にさせてもらって目標達成をサポート。また、強みは、独自の視点による『ワンポイントアドバイス』により、『できなかった』プレーを『できる』ように変えられるところです。
 
ちなみに、子供が効果的なサッカーの自主トレ・自主勉を継続的にできるようになることは、成長するうえでとても重要だと思うので、私の指導目標のひとつにしています。

インターネットを利用して、より多くの人とサッカーを楽しく掘り下げていけたらと思います。

どうぞよろしくお願いします。

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