【大和魂】サッカー後進国の日本がより短期間で、しかも確実に世界レベルになるために必要なこと

Jリーグが発足されて以来、少しずつ国民的スポーツになりつつあるサッカー。手軽に楽しめるフットサルも普及してきていますね。そんな日本のサッカーの成長は海外からも注目されていますが、国全体としてのレベルは世界的に見ればまだまだ後進であり、発展途上です。そして、サッカー先進国のように生活の一部になるくらい浸透するにはどうしても時間がかかってしまいます(2014年現在)。

日本ではたいてい9歳前後からサッカースクールや少年団に所属し、高校生や大学生、社会人チームで続けてもおよそ20年くらいしか満足にプレーできません。ただし社会人になると、多くの人が自分の仕事を優先しますから、サッカーにエネルギーを全力で注ぐことができるのは受験の期間を抜くとおよそ10年くらいとなりますね。

そんな限られた時間でサッカーをできるだけ上達し、悔いのないサッカー人生を送るには何が必要でしょうか。これは大きな視点で見れば、サッカーが生活の一部にまで浸透していない日本がなるべく短期間で世界レベルに近づくには何が必要か。ということでもあります。

そこで今回は、私が必要だと思うことを書きます。

必要なことは実は日本のなかにある

『大和(やまと)魂』

意味はなんとなくしか分からなくても、色々な場面で良い意味として登場してくるこの言葉、実は非常に重要で深い意味を持つ言葉です。

そのなかの和とは、和の精神のこと。共生と循環の世界観です。具体的には平和の和、調和の和。「和を以て貴しとなす」の和。

しかし、この精神をネガティブに捉えて「個性を抑えて控え目にすることで全体を丸く収めるもの」と考える人もいるのではないでしょうか。もちろん、全体を丸く収めるためにはときに我を抑える必要がありますが、そういった場合も判断とそれに対する責任を受け入れることができなければ、ただの消極的で無責任な人となってしまいますね。

その一方、「大和(やまと)=大きく和する」とは、一人一人がまず自らの個性を最大限に発揮して、自立することです。つまり一人ひとりが大きな存在となること、その上でそうした者達が互いに和すること、それが大和なのです。そして、大和魂こそが日本サッカーを世界レベルに引き上げる最大のポイントではないかと考えています。

精神面の自立を目指そう

自立といっても金銭的な面での自立もあれば、精神的な面もあります。ただし、金銭的な面での自立は日本社会を考えると学生の間は難しいのが現状です。その一方、精神面は若いうちから自立を目指すことは小学生でも可能ですね。実際は、高い意識で仕事をしたり社会経験をたくさん積まないと自立できないと思いますが、それまでにできることはたくさんあります。

例えば道徳や勉強。勉強のなかには、学校で習う読み書きそろばん(算数・数学や国語)だけでなく、日本の神話や古事記・日本書紀などの日本について書かれた古典、教科書に載っていない歴史、心理学、東洋・西洋栄養学、機能解剖学、自己啓発、経営学、自然の生理などの原理・原則、生死の狭間で培(つちか)われた武士道・・・と、自立の助けになるものが数えきれないほどあります。つまり、学校で習うことだけが勉強ではないのですね。

興味や理解の段階に応じて、できることをやるだけでも必ず自分の成長にプラスとなりますし、年齢制限は一切ないので、すぐにでも、小さな一歩を踏み出せたらいいですね(^_^)

精神的自立を目指す源

では、自立を目指す源となるエネルギーは一体何でしょうか。それは、「誇り」「他人から見て必要な存在であるという認識」、そして「自信」だと思います。

「誇り」については、自分と関わる人(家族、先輩、先生、指導者、上司、ご先祖様など)で尊敬する人がいれば、誰でも心の底から湧いてくるものです。「お父さんはすごい人だ。ぼくも努力してお父さんのようになりたい」というように。

世界どこをみても、、子供を育てる「親は絶対的な尊敬すべき存在である」と教えるのが当たり前ですが、今の日本ではどれくらいそれが浸透しているのでしょうか(^_^;)

もし、万が一そういった人がいなくて誇りを感じなければ、歴史を勉強してみるのが良いと思います♪

また、「他人から見て必要な存在」かどうかは、家族や友達、仕事など身の周りの人間関係を振り返ってみるといいかもしれません。それでも必要とされていると感じない人は、視野を拡げて海外から見た日本について勉強してみるといいと思います。日本で生活して当たり前と思っていることや考え方が、世界で称賛されて、必要とされていることが多々あるのです。人間誰でも、必要とされているのといないのでは、発揮できるエネルギーは全く違ってきますので、自分が誰かに必要とされていると感じることができることはとても重要ですよね。

「自信」は、過去の自分の行動が判断基準になりますから、行動を後押ししてくれる『誇り』や『他人からの必要性』を感じることができる人は、それだけ自信を持つ(積み重ねる)チャンスが増え、失いにくく(崩れにくく)もなると思います。

おわりに

サッカーの上達には色々な要素が必要ですが、そういった要素を研究したり考察して実行に移すエネルギーは、生半可な気持ちでは絶対持続できません。一人ひとりが精神的な自立を目指して「精神武装」し、『大和魂』で日々チャレンジしていくことで、近い将来世界を驚かせるようなサッカーをできると期待しています(^_^)

ボカU-15、試合前のキャプテンの演説。

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追記:日本サッカーはこの大和魂洋才(リサーチ・分析)、そして体の動かし方・型融合すれば、眠っているものが覚醒し、格段に強くなると確信しています!お金だけでものごとを測らないスーパースターたちがJリーグに来て日本から世界中を一緒に盛り上げてくれることでしょう!!(色々な問題点も抱えていますが)東日本大震災で再確認された、世界的に見ると民度が突出して高い日本が、これからの世界標準になることを願ってやみません。

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