「サッカーにおけるボールを使ったスキルは、ゴールデンエイジ(中学生くらい)でほとんど完成される。」
これ、私が中学生のときに指導者から言われた言葉です。指導者の資格を取るときも言われました。
今回は、このことについて書きます。
ゴールデンエイジを過ぎたらスキルアップはおしまい?
日本代表・不動の左サイドバック、長友選手は2014年W杯前の取材に対し、
「イタリアに行って、経験を積むごとにドリブルがうまくなった。ボールが体から離れなくなった。」
と話していました。
たしかに、イタリアに渡ったときは、左サイドでボールを持っても、トラップした瞬間を狙われたり、ドリブルをしても、相手一人でマークしていました。
しかし、インテルでプレーしているうちに、長友選手のドリブルの際に、2人がかりで対応するように。一人目のディフェンダーがボールを奪いにいかないで、二人目がサポートにくるのが当たり前になりました。
ゴールデンエイジをバッチリ過ぎた(^_^;)長友選手の言葉は、過信でもなんでもなくて、ありのままの現実を話したのですね。
長友選手のドリブルが上達した背景には、「世界一のサイドバックになる」という
高い目標
が。そして、イタリアで成功するためには、ドリブルを克服する必要があると分析して、努力をしたからです。弱点を強みに変えられるということは、謙虚になって研究と努力をしないとできないこと。を持っていて、本当にスゴイですね。上達するうえでとても勉強になりますので、プレーや言動も要チェックですね。
How Xavi Hernandez prepares for a game【4:53】
【完全版】インテル長友プレー集 Nagatomo Goals&Skill 2010-2015 INTER DF【14:10】