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【共育ち】群れから徐々に独り立ち

小さい子供は、よく仲の良いお友達とべったりくっついていたり、兄弟の真似をしてずっと一緒にいたりしますね。周りがサッカーを習い始めたらなんとなく「ぼくも~!!」みたいな(^.^)なんか金魚のフンみたいで甘えん坊だなぁ、と思っていたらいつの間にか子供がどんどん成長してビックリ!!

こういった行動は人間にとって自然なことであり、共育ち(ともそだち)といいます。今回は、その共育ちについて書きます。

独り立ちするには段階がある

共育ちとは、親と子供の関係でなく子供と子供の関係、大人であれば新社会人と新社会人、新米ママと新米ママのように、独り立ちができず、判断や決断できない未熟なもの同士で成長することです。

そんな共育ちの特徴は「群れる」こと。サッカーボールを追えば、もう「めだかの学校」状態になりますが、最初はそれでいいと思います(^.^)成長するにしたがって、「群れ」から「数人のグループ」を意識できるようになり、そして「独り立ち」していきますから。

ちなみに、野菜でも「共育ち」の時期があります。分かりやすいのはニンジン。

ニンジンはタネ一粒だと芽が出なかったり、生育が悪くなるので、農家さんは複数のタネを列やカタマリにして蒔くことで、一斉に発芽しやすくします。お互いに協力して雨・風・強い日差しから身を守ったり、お互いに助け合いながら根っこを地中へ伸ばしていきます。まずは「群れ」の段階です。

続いて、発芽した人参を生育段階で「間引き」します。ここは「グループ」の段階。成長過程で体が強くなって厳しい自然に対応できるようになったり、大きくなって窮屈になるため。2回程度に分けてニンジンを少しずつ太らせていきます。ニンジン以外の余計な草も排除していく必要があり、膝や腰が痛くなる作業です。

そして最後の間引きで1本にして「独り立ち」となります。

このように、ニンジンを美味しくいただくまでには、多くの手間と苦労がかかります。野菜も人間と同じですね(^_^)

童謡 【めだかのがっこう】【1:59】

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