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サッカーにおいて、プロとアマチュアの差、海外と日本の差は一体どこにあるのでしょうか。
今回は、このことについて書きます。
プロとアマの差
プロとアマの差で一番大きなものは
マインドやメンタル
といわれていますが、それだけではありませんよね。プロでも天狗になってしまい、すぐに消えてしまう選手もたくさんいます。どちらかというと、一流とその他の違いだと思います。ちなみに、マインドやメンタルの重要性はどの仕事でも共通するものといわれており、おっしゃる通りだと強く感じています。
プロとアマの差、私がかつて聞いたことがあるのは、技術はもちろんありますが、それよりも大きなものは
体力とあらゆる方向へのスピード
です。
これは、プロに行くような選手とのマッチアップやプロチームとの練習試合でいつも感じていました。彼らは、ただ50メートル走るスピードというよりも、短い距離のダッシュや球際の速さ、横への動きやラインを下げる際のステップなど、アマチュアとは一線を越えたものがありました。しかも、サブや高卒ルーキーを除けば、ほぼ1試合を通じてやり通す体力があるのです。それは、しっかりとトレーニングを積んだ賜物であり、サッカーが好きでなんとなくプロを目指しているだけで到達できるものではないのです。これからプロを目指す人に少しでも参考になればと思います。
海外と日本の差
では、海外と日本の差はどこにあるでしょうか(2014年現在)。海外といっても、ヨーロッパや南米トップレベルとの比較です。その差は
体の使い方の違いから生まれるあらゆる動き
だと思います。
たとえばキック。海外では、助走をとらず、狙ったタイミングで強いインサイドキックを蹴るのが上手です。また、体に対して90°外側にアウトサイドキックをしたり、シュートまでの予備動作が速い場合が多いです。
トラップやドリブルでは、海外の選手は動きのスピードを落とさないでできます。また、その状態からのクロスやシュート、パスの精度も多くの日本人選手とは比べ物になりません。
1試合の走行距離においても、走り方を積極的に改良している一部の日本人選手を除いては、日程が過密になるほど海外と差が出ます。
国内トップレベルの日本人選手でさえも、こういった状況であり、世界との差はサッカー環境がよくなり、科学的なトレーニングを取り入れてもなかなか埋まりません。
日本でも、すでにスピードやボールスキルは海外トップレベルの選手たちと同等レベルの選手がいると、助っ人外国人選手の中には言う人もおり、実際にそういった選手は海外移籍する場合もあります(2014年現在)。
しかし、体の使い方の違いにより海外の選手と比べて蹴ることができないタイミングが多く、予備動作も読まれやすかったり、動きは速いが幅が小さいために最初は活躍できても次第に対応されてしまうように。。。
おわりに
当サイトでは、上半身の使い方の重要性をたくさん書いていますが、この点に着目して走り方を改良した日本人選手がいるように、世界トップレベルのサッカーをするには非常に大きなポイントなのです。
ということで、このサイトが草の根的に日本サッカーのレベルアップに貢献し、国民特性の器用で小回りが利き、組織力のあるサッカーが世界トップレベルになることを切に願っています(^_^)
Training got physical for FC Bayern【1:34】