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【地産地消】身土不二(しんどふじ)とは

意味と由来

身土不二(しんどふじ)とは、「地元の旬の食材を食べることがよい。」という意味で、『地産地消』という言葉と同じような意味で使われます。

身土不二の由来は、「しんどふに」という仏教用語。「身」と「土」は切り離せない。ということから、『今までの行為の結果と、今の環境(状況)を切り離すことはできない』という意味だそうです。

身土不二という言葉は、江戸時代くらいから、西洋料理を食べて病気になる人が増え、大正時代に提唱された食養運動のスローガンとして、『地産地消』の意味で使われるようになりました。

体に合うかどうか、体の反応で判断することが大切

そうはいっても、全ての人が、地元のものを食べれば良い。というわけではありません。アレルギー発作のようなひどい反応でなくても、胃もたれやお腹を下したりしたら、チャンスと捉え、食べ物について考えてみましょう。たとえば、牛乳。戦後のGHQの政策により国民食になりましたが、お腹をこわす(体に合わない)人が多いのが、東洋人の傾向です。地元で生産されていたとしても、『祖先が長い年月』口にしていなかったものは、特に合わない場合が多いです。

なお、暮らしている土地の近くでできる在来の作物は、生存するために、その地域特有の気候に適応したものです。そのため、そういった作物を摂取するということは、理にかなっている考えです。しかし、やはり体に合うかどうかは、人それぞれなので、個人で判断するしかありません。

おわりに

人は、現代の食のように『選択肢がたくさんあると判断に迷い、目標として決めたことを継続できない』生き物です。なので、食材選びの優先順位を見直し、地元の旬の食材をなるべく食べるようにしてみてはいかがでしょうか。『地産地消』という行為は、その地域を大切に想うことに繋がります。誰しも、化学汚染された環境で栽培される作物は、食べたくないですよね。また、地域経済の活性化や、膨大なエネルギーをかけて輸入する必要もなく、環境負荷も抑えられます。自分自身の健康はもちろん、次の世代のためにも継続的に実行していきたいですね(^_^)

第10回「身土不二の大切さ、食乱れて国滅ぶ」【9:05】

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