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小中学生限定! 学校の勉強とサッカー(習い事)を両立させるための勉強方法

はじめに

学校の勉強とサッカーなどの習い事、どちらかをがんばるともう片方がおろそかになったりしませんか。サッカーをサポートされる保護者の方の悩みのひとつでもあります。

そこで今回は私の経験に基づく、『小中学生限定! 学校の勉強とサッカー(習い事)を両立させるための勉強方法』をお伝えします。

その目的は、小中学生という義務教育で環境を選びにくい子供たちが、保護者のサポートと自らの意志によって夢をかなえる土台を構築してほしいからです。

高校は、学力で選ぶよりも、リスクを負ってでも、夢をかなえるための学校を選びましょう。

では、まずは簡単に、私の学歴と勉強に関わるエピソードを紹介しますね。

私の学歴と勉強エピソード

私は小学校と中学校のときは、終始『学年トップ』の成績♪中学3年から1年通った塾の模試でも、トップクラスの成績をおさめていました。中学校の先生には、卒業のとき、「きみは東大かな」と言われていましたよ~(笑)

そんなことで、高校はサッカー強豪校進学の選択もありましたが、地区で一番偏差値の高い学校へ進学。

しかし、その学校では、成績5段階評価(一番良いのが5)で、なんと、体育以外ほとんど『2』(笑)。いわゆる、落ちこぼれでした。。。

だから、

学校の勉強が本当にできる人の立場と、そうでない人の立場がふつうの人より分かります(^_^)

そんな落ちこぼれだった私は『最低でもサッカー推薦で大学進学』を目標にしていましたが、才能を圧倒的な努力でカバーしなければいけないのに怪我で実質1年くらいしかプレーできず、サッカーに没頭して勉強もしなかったので、あえなく年浪人生活へ。1年予備校へ通って某大学へ進学しました。

大学では、過去の反省から(?)一定以上の成績を収め、授業をできるだけサボっておきながら(サッカーしてました!!)2年~4年生のとき、学費の一部を免除してもらっていました。

また、大学生の就職関係で受けたTOEICでは、力試しで何も対策せず1回目受け、鉛筆を転がしたり、リスニングの時間に寝ていた結果、375点でした。

しかし、結果を知ってから大学でのTAC(?)講座に申し込み、勉強して3か月経たないうちに受けた2回目で、610点を出しました。このことをメールで担当の講師に連絡したら、とても喜んでくれて、授業と講師のブログで紹介もしてもらった覚えがあります。

(そのことを飲み会で、同じ高校出身のクラスメイトで『東大』の友達に話したら、一回目で800点以上と言われヘコみました。。。)

そんな勉強はジェットコースターの私ですが、大学1年生のときのアルバイトで、中学3年生に対して、1年間英語を教えていました。そして、私のやり方を素直にきちんと実践してくれた子供は、およそ3か月で偏差値が40程度から20ほどアップ!!志望校に入ることができました。そのやり方は、今回紹介する勉強方法の一部です。

※高校生相手の家庭教師もしていましたが、この記事は小中学生限定なので触れません。

なぜ、ここで両立するための勉強方法を伝えているのか。

さて、私の過去はここまでにして、本題に入ります。

私が小中学生限定で、学校の勉強とサッカーを両立できるような勉強方法をお伝えしている理由。それは、大人になってから分かったこともありますが、両立を目指すことで、たとえば次のようなメリットがあるからです。


●夢を掴みとる大前提である、自分で調べて考える力が身に付きます。ただし、辞書などを使うのが前提です。

 

●中学校を卒業以降、自分の好奇心を磨いてレベルアップいくうえで、また、やりたいことをやるための基礎学力となります。英語だって日常会話は、中学生で教わる程度の英語でどうにかできる。と言いますね。(もちろん、専門分野の話はそれ以上の語学力が必要です。)

 

●「やるべきことをきちんとやれば結果が出る。そして、自分にはそれができるし、できたときはとても嬉しい。」という成功経験に基づく自信がつきます。自信とは、自分を信じること。努力して成功した経験が多いほど、人間は自信がつきますよね。生きていくうえで、自信を持つことは、とても大切です。

 

●時間の使い方を覚えます。『学校の勉強』以外の時間をしっかりと確保して、サッカーに打ち込んだり、友達との付き合い、自然に触れる、本を読むなど、『学校の勉強』以外のことに時間を費やして、多感な時期を充実して過ごせると思います。時間は限られているので、どう使うかが、とても重要です。

 

●たとえば地味な計算問題を反復したりすることで、計算力はもちろん、途中で投げ出してあきらめず、最後までしっかりやる力がつきます。また、そういった、『つまらなくて地味なことの反復』が、成功するうえでとても大切だとわかります。

 

●人の話を聞くべきときに、しっかりと聞くことができるようになります。また、手を挙げて発言することで、自分の意見を言うことができるようになります。

 

●ミスや失敗したとき、気持ちを前向きにとらえて、修正しようといういう気持ちを持てるようになります。

 

●論理的に考えることができるようになります。

 

●中学生時点で学年トップ(クラス)までいかなくても、小学校と中学校の勉強をしっかりやっておくことで、今後、目標を達成するための学力と考え方の土台ができます。

 

●これは人によりますが、
トップ(クラス)になることの難しさや、トップであり続けることの困難さを経験できます。『ある程度、ものごとをこなせる人』が中途半端な目標を掲げても、深く考えたり、最後まで頑張りぬく力は、残念ながら、なかなか身に付きません。天狗になってしまいます。それを避けるためには、他人との競争も、ときには大切です。また、自ら高い目標を立てて、やりぬく。という、生きていくうえで大切なマインド(考え方)と行動を経験できます。

 

要するに、両立を目指すことで、

『強く』『賢く』『前向きに』生きる力をつけることができ、その力は、子供の人生に大きなエネルギーを与えるのです。もちろん、サッカーの上達にも大きく関わります(^_^)これをきっかけに、小中学生という、義務教育で環境を選びにくい子供たちでも、夢をかなえる土台を構築してほしいと本気で考えています。

夢を実現させるには、学力に差が生じても(自分の学力が、志望校よりもかなり高くても)、高校は目的に合ったところに入り、怪我などのリスクを負っても悔いのないように頑張ることが大切でしょう。

学校の勉強とサッカー(習い事)を両立させる勉強方法とは

では、私の経験に基づく勉強方法を紹介します(順不同)。これを実行できれば、塾は入試1年前からでも大丈夫だと思います(私の経験上)。塾の最大のメリットは、入試対策だと感じています。


【心構え=マインド】
・なるべく自分で調べる。調べてわからなければ、人に聞く。小中学生は、それくらいの時間はある。

・例えば言葉。意味を調べたのに、そこに出ている言葉が分からずまた調べることもある。これは、3回までは諦めない。諦めたらそこで成長は止まる。

・継続は力なり。

・基礎は反復。

・一度で完璧はありえない。後で理解できるようになることもあるから、自分でルールを決めて次へ進む。ただし、できなかったろころや理解できなかったところは、とにかく必ずチェックを入れておく。できないことを認めずチェックを入れないのは、やらないのと同じどころか時間のムダ。

・息抜きのため、勉強しない日を週1日決める(テスト前を除く)。

・夜のバラエティ番組は、週に●コまで。ゲームは週に合計●時間と決める。

・勉強を始める時間を決める。

・勉強できるようになるのも、サッカーと同じで訓練が必要。一日1時間から。30分×2セットでもOK。中学生になったら、1時間半から。

・勉強する意味や目的(私が勉強方法をお伝えしている理由など)を、少しでも理解する。保護者が伝えてあげる。

・週に1~2回の塾だけで勉強ができるようになるのなら、そんな楽なことはない。世の中、そんなに甘くない。

・教えてもらうのと習得する・身につけるのは違う。

 

では、ここから勉強方法です。


1:語学(国語、英語)は、何度も音読する。身振り手振りができれば、なおよい。

 

2:新しく習う漢字や英語は、本の辞書で意味や書き順、発音を調べる。電子辞書は、高校になってからで十分。本である理由は、
・手を動かして調べることが大切であるから(五感をなるべく使う)。
・一度にたくさんの情報を目にすることができるから(調べた前後の言葉や、例文など)。
・自分で調べる習慣をつけ、抵抗感をなくすため。

 

3:学校で教わったこと、勉強したことを家族の人にひたすら教えてあげる。つまり、保護者が子供と向き合って、たくさん会話を楽しむことがとても重要になります。

 

4:いらない紙を使って、勉強した言葉を書く。また、算数や数学の図、社会の地図や歴史の流れ、理科の化学式や実験の図を声に出しながら簡単に書く。頭だけでなく目、手、声、耳を使う。

 

5:算数や数学の計算は、いらない紙に書く。解答用紙には、答えを導くための『計算式の過程』、必要であれば『図』や『文字』での説明を、ときに定規を使って書く。定規を片手に持つことで、勉強モードのスイッチを子供自身で入れる。

 

6:テスト範囲とテストがある時期は、前もってある程度わかっているはず。学力がそこそこある人は、本気で満点(100点)を取りに行く。100点と99点は天と地の差。全部の教科は難しい、という人は、ひとつでもよい。目標が中途半端だと、経験値もそれなりになってしまう。自分のプライドをかける。

 

7:学校のテストは教科書から出題される。したがって、教科書は最低3回は読みながら、『言葉』や説明をいらない紙に書く。とくに、社会。理科。英語はテスト範囲の教科書『本文』を丸暗記するまで、書いて読む。中途半端な暗記はNG。※この丸暗記は、高校になると厳しいですが、中学生までなら可能です。何度も反復して、覚えましょう!!テストが終わったあと、忘れるのは問題ありません。

 

8:学校で配られる計算ドリルや授業に沿った問題集は、最低2回解く。その際、立ち止まったり間違えたところは、必ずチェックを入れておく。2回間違えたところは、できるようになるまで解く。

 

 【教科書と問題集について、もう少し詳しく】
・問題集一回目は教科書を読んでから解く。大事な言葉や説明は、声に出して読みながら不要な紙に書く。いきなり問題集を解かない。
・問題集二回目は、教科書を二回目読んでから解く。時間があれば、全て。時間がなければチェックを入れたところ。
・問題集三回目は、できれば教科書を三回目読んでから解く。

 

9:中間・期末テスト一週間前
一日に勉強する科目は平日2つ、休日3つが基本。飽きないようにしつつ、ある程度時間をとるため。少なくとも、1科目1時間半程度はかける。

 

10:実力テストのように範囲が広い場合
・過去の学校のテスト問題を解き直す。間違ったところは、教科書や参考書、テストの解説で調べてチェックを入れる。そして、翌日以降、また解く。
・授業に沿った問題集を解き直す。間違ったところは、教科書や参考書、テストの解説で調べてチェックを入れる。そして、翌日以降、また解く。

 

11:入試問題のようにさらに範囲が広い場合
・同じ過去の入試問題を最低2回は解く。簡単に正解できたとこは1回で良いが、立ち止まったり間違えたところは正解するまで解く。
・テスト範囲を網羅した入試用の問題集を最低3回解く。間違えたところはチェック!!
・授業に沿った問題集で間違えてチェックを入れたところを解き直す。
・学校の過去のテストを解き直す。

 

12:ここを有効活用しよう!
・英語の問題集の見開きや最後の方に載っている例文集。それらの例文には、大事な文法や表現が含まれている基礎です。何度も『音読』と『いらない紙』に書くことで、暗記しましょう。塾講師のときは、それを実行した子の英語の偏差値が3か月ほどで20程度アップしました。コピーして、部屋に貼り付けておくのもいいですね。

 

13:学校のテストは点取りゲーム。100点とれたら目に見えるご褒美を!
・100点をとれたときには、保護者は子供にご褒美を。私の場合はお小遣いアップ!スパイク代の一部として使っていました。お家によってそれぞれやり方があると思いますが、学校のテストを点取りゲームとして考えることは大切だと考えています。なぜなら、学校の教科書に書いてあることやそこで学校で学ぶ価値観がすべて正しいわけではないので。この考えがあると、将来お子さんが権威や学歴で人を判断することが減ると思います。また、ゲーム感覚というのは効率を上げたり深掘りするうえでも効果的です。

 

14:レベルに合わせた勉強
・学校の勉強に全くついていけないときは、本屋さんで『学習レベル』にあった問題集や参考書を使う。使い方は今まで書いたことと同じ。

 

15:居間やリビングで勉強する。とくに小学生。大人は、目の届くところで見守ってあげる。わからないところは、ときに一緒に考えたり、解き方や考え方を教えてあげる。『考え方』については、『日常生活のたとえ話』ができると、子供も勉強が楽しくなったり、イメージしやすくなる場合がある。また、親が問題を全て解けなくてもよい。それを子供が知ることも大切。大人の見栄っ張りだけはNG。

 

16:【番外編】時間がない人のTOEIC(一日2時間~3時間)
公式問題集は、答えを見ながら勉強する。テスト2週間前くらいまでは、まともに問題を解かなくてもOK。本文中に出てくる単語や文法で、わからないところは調べる。設問と回答の関係を色ペンなどで分かるようにして、パッと見てわかるようにする。リスニングは、テスト2週間前から。これも、答えの英文を読みながら。薄っぺらいTOEIC用の単語集を一冊用意し、何度も繰り返して覚える。私はTAC(?)で配られた薄っぺらい例文形式のものを鞄にいれておき、暇さえあれば開いて音読したり、いらない紙に書いていました。

 

17:【裏ワザ】勉強ができる人『数名』に、テストの出そうなところを聞いてみると、本番で出るところが見えてきます。私は高校のとき、それで赤点(落第)を1度も取りませんでした(^_^;)

大人がお手本

子供が勉強できるようになるには、本人の努力はもちろん大切ですが、周囲の大人のサポートや考え方・行動のほうが、さらに重要です。

たとえば、大人自身が、子供の未来に関わる『環境問題』『食べもの』『医療』『健康』などの身近な日常生活に対して疑問を持ち、自分で調べる。という姿勢を持つ・見せることです。子供は親の鏡ですからね。

(私自身、大人になって社会に出るようになってからのほうが、子供のころよりも、自らの意志で調べて学ぶことがとても多いです。)

実際、私が大人になってから調べたことのひとつに、「子供に甘いお菓子ばかり与えていると、将来『甘い』大人になってしまうので注意が必要である」という知識があります。

この知識は、子供の健全な育成には重要ですし、知ることにより、与える『おやつ』も考えて多少なりとも変えますよね。

子供は大好きなおやつの変化に気付きますから、それに対して大人が説明してあげることで、保護者からの愛情を感じ、感謝し、考えて行動するお手本とします。

子供の未来は、大人の『生き様』にかかっていますから、意識したいところですね(^_^)

おわりに

この勉強方法は、私の親が教えてくれたもの(TOEICと高校の裏ワザは別)であり、『学校の勉強』という枠を超えた、『大切なこと』を後世に引き継いでいくことが大人としての責任だと思います。

また、私の兄弟はみな、同じような勉強方法でしたので、出費としても安上がりでもありました♪そして家族の時間もしっかりと確保しながら、小学校と中学校の間、勉強との両立を成し遂げました。高校受験のときは、勉強方法を聞いてくれて一緒にがんばった友達は全員成績アップしました!

したがって、ここで紹介する方法に関しては再現性に自信があります。

私は、みなさんがこの方法によって『サッカー(習い事)』と『勉強』の両立を成し遂げ、『学校の勉強』という枠を超えた『大切なこと』を手にすることで、少しでもお役に立つことができればと思います。

それでは、サッカー(習い事)と学校の勉強が両立できるよう、前向きにチャレンジして頑張ってください!!

集中力を高めるモーツァルト名曲集・Mozart Famous Collection Raises Your Concentration(長時間作業用クラシックBGM)【03:56:05】

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