【ふところ&オープン】足元のボールの置き所を意識して、サッカーのプレーを変えよう!!

はじめに

ボールの置き所はサッカーをプレーするうえでとても大事であり、特にファーストコントロール(トラップ)でどこに置くか。というところを意識することは、上手になりたい人には欠かせません。

そこで今回は、サッカーのプレーを変えるために、一般的に『足元』と言われるボールの置き所を大きく二つに分けていきたいと思います。

ボールの置き所は大きく分けて2種類

ボールの置き所は大きく分けると2種類になります。

それは、体の肩幅程度の範囲に置く『ふところ(懐)』と、肩幅よりも外側(横)に置く『オープン』です。実際にボールを『ふところ』と『オープン』に置いてみると、やりやすいプレーも変わることに気が付く人が多いのではないでしょうか?

置き所その1:ふところ

ふところにボールを置くと、その場からロングキックやシュートは難しい反面、ドリブルをスタートしやすくなります。また、ボールが体の(ほぼ)正面にある分、対面する相手ディフェンスが前から寄せてくると、間合いが縮まりやすくなります。

置き所その2:オープン

一方、オープンにボールを置くと、ドリブルの前への推進力はふところのときより落ちるものの、中長距離のキックが蹴りやすくなります。また、体の外側にボールを置くため、対面するディフェンスが前から寄せてきたとしても、ふところのときよりもボール1~2個分の余裕を持てます。さらに、オープンの反対側から寄せてくる相手に対しては、ボールと相手の間に自分の体が入ることになります。これらはちょっとした差に感じるかもしれませんが、レベルが上がるほど、その差は大きな差につながります。

さらに、オープンにボールを置くことでパスコースがふところのときよりも増えるため、相手ディフェンスの『ベクトル』を動かす力が生まれます。このベクトルをうまく操れると、優位にプレーしやすくなります。

ふところとオープンを切り替えることも重要

世界のトップレベルの選手たちを見ていると、ボールの置き所を『ふところ⇔オープン(とくに利き足側)』を切り替えています。そうすることで、間合いを調整したり相手の守備になるべくプレーの的を絞らせないようにしているのです。また、切り替えを行うことで守備のポジショニングやベクトルを変え、パスコースやタメを作り出しています。イニエスタ選手は、そのお手本です(^_^)

おわりに

ふところとオープン。ボールの置き所を意識すれば、それだけでプレーが変わります。これは、やってみた人にしかわかりませんから、早速練習でチャレンジしてくださいね(^_^)

【公式】ハイライト:ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島 明治安田生命J1リーグ 第22節 2018/8/15



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