目次
はじめに
サッカーの練習の種類を増やしたい。と感じている指導者や選手はたくさんいると思いますが、みなさんはどうやって増やしますか。
今回は、サッカー上達クラブ的な、練習の増やし方を紹介します。
練習の種類の増やし方【1】
まずは自分で目的をもって調べることが大切です。自分の持つサッカーのイメージだけでは限界がありますし、目的なしに調べても迷ってしまいます。
練習内容は本屋さんに行ったり、インターネットが発達している2000年以降ならば、ネットからでも見つけられます。
私は、『サッカークリニック』という雑誌を中学1年生のときから本屋さんで読んでいました。
この本の良いところは、育成年代の強いチームが取り組んでいるトレーニングを紹介しているところでした(現役引退後は読んでいませんので、その後は分かりません。)
同じ年代もしくは少し上のカテゴリーの情報を得ることで、大きな刺激を受けていました。
練習の種類の増やし方【2】
増やし方【1】で入手した練習に対して、工夫をしていきます。たとえば、下のような工夫ができます。
●ボールタッチ数
●コートの大きさ
●人数の調整
●レベルに合わせて、入手した【1】をするための練習を先に行う。
練習の種類の増やし方【3】
増やした練習【2】に対し、より試合に近い状況を作り出します。それには、利き足を重視することを考える必要があります。なぜなら試合では、世界トップレベルの選手たちは『利き足重視』でボールを扱うからです。利き足を使えるよう、【2】の練習に対し、
●体の向き
●ボールの置き所
●蹴り方
まで深く考えて練習をアレンジします。
おわりに
練習の増やし方は、段階を踏んで積み重ねていけば身に付いてくると思います。ただし、【3】に関しては非常に重要なのにも関わらず、日本では『両足同じように』が評価されがちなので、【3】まで行き着いていないで練習を行っているチームが多いのではないでしょうか。
これは、結局世界との差でもあるので、【3】まで掘り下げて練習の種類を増やしていけたら良いと思います(^_^)
【付録】練習の増やし方例
【パターン1の段階】
2人一組で向かい合って、お互いに動かずインサイドキックでパス練習をする。というメニューを知る。
【パターン2の段階】
【1】をアレンジしていく。
【パターン3の段階】
【2】からの深堀り。サッカーの経験を活かしたり、YOUTUBEで分析する力も必要です。スクールでは【3】まで掘り下げて実践したり、セミナーでは【3】まで自分の力で持っていくために必要な知識・視点などをお伝えしています。