Q:
(子供が小学6年生)来年から中学生になるのですが、強いチームにセレクションを受けて、試合に出られるかどうかわからない3年間を過ごすのがいいのか、それともそれほど強くはないが、試合の出場機会が多そうなチームを選ぶのがいいのか。どちらがいいと思いますか?
A:
高校で活躍できるように。という前提での私の意見ですが、伸びるかどうかは、本人の『自主的な取り組み』や『性格』も大きく関わってきそうです。
たとえば、強豪チームにはこんなメリットやデメリットが考えられます。
強豪チーム
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【メリット】
●その環境でやるだけでも、スキルはアップしやすい。
●たくさん努力することや競争することに慣れる。
●勝者のメンタリティを経験できる可能性が高い。
●高校生になったとき、最初に注目されやすい。また、高校での推薦をもらいやすいと言われている。
【デメリット】
●過剰な競争意識でサッカーの楽しさを忘れてしまい、サッカー終了。
●チームが強いから、オレもすごい!と勘違いを起こして突っ走り、高校で終了。
楽しむチームは、強豪チームの逆のことが起きやすいですね。
本人が中学のセレクションに受かろうが落ちようが、将来がその時点で決まることは一切ないと思いますが、
プロないし高校生で活躍したいのであれば、高校では強豪のチームに行く必要があります。ここだけは外せませんが、中学の時期は、楽しみながら、しかし、ブレずにコツコツと高校で活躍するまでの基礎固めをできれば、最低限、それでいいと思っています。あとは性格的に、競争意識が強い環境を楽しめるタイプなのか違うのか。というところを踏まえて決めるのがいいと考えています。
中学でどのチームに所属する場合でも、ひとつ欠かせないのが、
自分で課題や強化ポイントを設定して、それらを意識して自主練習をコツコツできる。
ことです。
なお、どちらに行くにせよ、
セレクションは行った方が良いと思います。
現状を把握できますし、いい刺激になります。
追記:
それほど強くない。といっても、中堅くらいのチームに所属したり、サッカーをしっかりと教えてくれるスクールに通うなどして、上を目指す仲間と同じ環境でプレーすることは重要です。ここ重要です。抜けていましたm(__)m
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