目次
はじめに
サッカーのロングキックにおいて、ストレートボールを蹴ることができると、パスの選択肢が増え、プレーの幅が広がります。ストレートボールとは、ふわりとしたり、伸びのある浮き球で、バックスピンがかかり、まっすぐボールが飛んでいくキックのことです。とくに、伸びのあるボールはディフェンスが対応しにくく、得点に直結するようなロングパスにも使えます。
そこで今回は、インフロントキックによるストレートボールの蹴り方とコツについて書きます。
ストレートボールの蹴り方
【ロングキック:インフロント】ストレートボール動画【1:13】
2.軸足のつま先は、蹴りたい方向に対し、少し外側へ向ける。重心移動がしやすいです。また、軸足は、強く踏み込もうとしない。
3.蹴り足は膝を曲げた後、膝下だけの素早い振りで蹴ろうとしない。足全体を鞭のように。ミートの瞬間、蹴り足の膝は伸び切らない。
ストレートボールの蹴り方のコツ
【ロングキック:インフロント】ストレートボール動画
★ボールをミートから蹴った後まで、しっかりとボールのあった位置を見続けること。その際、顔を体に対して横に向けるようなイメージ。蹴った後、すぐにボールを目で追ってしまうと、カーブがかかったり、ボールを引っ張りすぎてしまうことも。ただし、キックの感覚を掴んで蹴ることができるようになれば、話は別です。
★重心移動を意識する。『助走で前進』⇒『軸足より外側』へ重心移動。
おわりに
ボールと軸足の位置関係や、蹴り足の細かいミートポイントは蹴るボールの質により微妙に違うと思います。しかし、最初は意識せず、短い距離で『まっすぐボールを蹴る』ことに集中した方が良いと思います。
ちなみに、動画の撮影環境は
・空気がしっかり入った硬い4号球(小学生用)
・カチカチの土グラウンド
・トレーニングシューズ
・28.5cmという大きな足
です。
芝生なら、ボールと地面に隙間があってうまく蹴ることができるけれどなぁ・・・
という人は、ストレートボールの蹴り方を見直した方が良いと思います。どんな環境でも、ある程度同じプレーができるのが良い選手ですからね(^_^)
・【動画】【ロングキック:インステップ】のび~るストレートボールの蹴り方とコツ
【ロングキック:インフロント】ストレートボール動画【1:13】
サッカー ドリブンパス動画【0:49】