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サッカーにおいて、インフロントキックでカーブボールを蹴ることができるとプレーの選択肢が増えますが、育成段階では、ボールが思ったように浮かなくて相手にカットされたり、カーブがかからずに、あさっての方向(笑)へ飛んで行ってしまう場面を見かけます。
そこで、今回はインフロントキックでのカーブの蹴り方とコツについて書きます。なお、今回の動画は、ストレートボールと似たようなフォームです。
カーブの蹴り方
【サッカー】インフロントキック カーブの蹴り方
1.ボールを蹴りたい方向に対し、斜めから助走する。
2.軸足は、蹴り出したい方向(曲がる前の方向)に対し、内側もしくは正面を向ける。重心移動がしやすいです。また、軸足は、強く踏み込もうとしない。
3.蹴り足は膝を曲げた後、膝下だけの素早い振りで蹴ろうとしない。足全体を鞭のように。ミートの瞬間、蹴り足の膝は伸び切らない。
カーブの蹴り方のコツ
★軸足は、大きく前に振り出して、ボールのそばへ置く。
★ボールをミートから蹴った後まで、しっかりとボールを見続けること。その際、顔を体に対して正面にしたまま、斜め上からボールを見るイメージ。蹴った後、すぐにボールを目で追わない。
★重心移動を意識する。さらに、『ボールを擦りあげる』よりも、『しっかりとミート』するイメージ。『軸足の外側(・後方)への重心移動』+『ミート』で、ボールに力がうまく伝わり、カーブがかかる。
おわりに
今回のカーブは、ストレートボールと似たフォームでの説明でした。ふたつの大きな違いは、軸足のつま先の向きと足の振り方、キックの際の顔の位置です。たくさん練習して、イメージ通りのプレーができるようになるといいですね♪
・【動画】【ロングキック:インステップ】のび~るストレートボールの蹴り方とコツ
【サッカー】インフロントキック カーブの蹴り方