コントラストの原理とは、順番に提示されるものの『差』によって、判断基準が大きく変わる。という人間の心理です。
たとえば不動産賃貸の営業(お客としての体験談です(゚∀゚))。
あらかじめ希望の物件をお客様にリサーチして、3件ピックアップします。そのうち、本命の物件を『わざと』3番目に紹介するようにし、1番目と2番目は、お客さんが
これはちょっと(イヤだ!)・・・次も見てみたいですね。
と言うように誘導するのです。
そして、ついに最後の3件目。不動産屋の営業車で疲れ、もうラストの物件となるとなんとか決めたい!と感じるところで、本命登場!!それまでの2件と比べると格段に良い物件に見えて
この物件、とても気に入りました♪ここに決めます!!
と、即決(*^_^*)まんまと、乗せられちゃいました(実際、不満はなかったので良かったです(^_^))
このコントラストの原理、対比させるものの『差』を大きくするほど、効果があるといわれています。上の不動産の例や、自動車販売で車体価格を提示して、オプションで車体より大幅に安いカーナビを購入してもらうように、多くのビジネスで利用されています。
サッカーでいえば、『スピードの緩急』が良い例でしょうか。個人技での突破やチームでのディフェンスなど、ありとあらゆる場面の駆け引きで有効です。
コントラストの原理、という言葉を知らなくてもサッカーは上手になりますが、知っていて損はしません。むしろ知って応用することで、より上達しやすくなると思います♪