目次
はじめに
サッカーのインフロントキックは、種類をうまく使い分けることができると、試合でとても有利です。
・【動画】【ロングキック:インフロント】ストレートボールの蹴り方とコツ
しかし、本当に試合で活きる蹴り方が、日本の育成では『バランスが悪い』という理由で、NGになっている感じがします(2015年現在)。
そこで今回は、そんなインフロントキックの蹴り方とコツについて書きます。
ここで説明するインフロントキックとは
この記事で説明するインフロントキックとは、
予備動作が少なく、縦からの助走や、ボールが懐深いところにある状態から蹴ることができるキック。そう、思いっきり実践向きなキックです。
インフロントキックの蹴り方とコツ
1.助走は、蹴りたい方向に対し、コツをつかむまでは、いつもナナメの角度から入っていく。日本で教わる蹴り方では、縦からの助走で蹴ることが難しい。
2.軸足は、ボールの近くに置いて蹴ることが可能。必ずしも、真横に置く必要はなく、つま先の向きも特に気にしない。また、強く踏み込まない。
3.ミートポイントはインフロントの部分。足首は、キックの面を作る程度。力まない。
4.キックの際、『蹴り足』と『軸足側の手』を合わせる(もしくは交差させる)ように蹴る。ひざ下でビシッ!と蹴らない。
5.フォロースルーは、『上半身が蹴り足側に傾いた』り、『跳ねるように』なることも。
日本では、5.の『上半身が蹴り足側に傾く』現象を、
ボディバランスが悪い。
懐に差し込まれている。
『跳ねるように』なる現象を、
テキトウに蹴っている(特にミスキックしてしまったとき)
で片付けてNGとしてしまいがちです。しかし、海外のハイレベルな選手を見ると、この程度は当たり前。否定する理由がありません(^_^;)
おわりに
実際、このインフロントキックが使えるようになると、蹴りたいときに一度ボールをコントロールしなくても、駆け引きしながら、精度の高いパスやシュートが可能になります。練習を繰り返して習得し、より高いレベルでサッカーができたらいいですね♪
How Leo Messi prepares for a game【2:58】
※ちなみに、アウトフロントキックも、この蹴り方に近いものがあります(^_^)
Ricardo Quaresma Trivela Tutorial.