目次
当サイトのテーマである『和魂洋才』。そのうちの『和魂』については、
・【大和魂】サッカー後進国の日本がより短期間で、しかも確実に世界レベルになるために必要なこと
に私の考えを書きましたので、良かったらご覧になっていただけたらと思います。
ここでは、もう片方の『洋才』、とくに情報のリサーチ(収集)と分析について書きます。
限られた時間のなかで・・・
サッカーを少年団やスクールで始めてから、選手としてサッカーだけに集中して取り組める期間は、受験や仕事の関係もあって、実質おおよそ10年くらいの方が多いのではないでしょうか。
その限られた時間のなかで上達するには、質を高めて合理的に、効率よくトレーニングを行う必要があります。また、肉体には限界がありますから量も考慮する必要がありますね。
頭はもっと使っていい!!
肉体には限界がありますが、頭の方はどうでしょうか。パソコンのやりすぎ、目の酷使などは問題ですが、基本的には年齢制限はなく、限界もないくらい、いくら使っても使いきれません。もちろん頭にも体力のように慣れと訓練が必要ですが。
リサーチと分析力を高めよう
頭を沢山使うといっても、何に注力すれば良いでしょうか。私は、
リサーチ(情報収集)と分析
が特に重要だと思います。それは、サッカーを「なんとなく」な感覚でやっている人がとても多いと感じるからです。
まずはリサーチ。たとえば、サッカーは日本において、文化として根付いていません(2014年)。また、日本固有の文化も年々薄れています。ということは、サッカーや日本人特有ののベースが無いようなものであり、ある指導者や元プロ選手が「あれが良い」と言えば「右ならえ」で信じてしまう傾向に。
伝えてい内容が間違っていたり、日本人にそぐわなくても導入していくことで、迷路に迷い込んだようになってしまいます。
しかし、しっかりとリサーチしてサッカー上達に関することや日本人に必要な情報を入手できれば、闇雲に信じ込むようなリスクは減らすことができます。具体的には目的を持って、色々な視点から情報を入手する感覚でしょうか。
また、分析については一部リサーチと重なりますが、入手した情報を分析していくことで、より深い考察ができるようになり、見えてこなかったことも浮き出てくるようになります。
これらの具体的な手法については、ビジネス系のサイトやビジネス書などにたくさん掲載されています。
一見、サッカーのプレーとは関係ありませんが実はとても役立つことばかりで、意識して実践すればするほどリサーチ・分析力はついてきます!(実践しないと、時間のムダに(^_^;))
おわりに
もともと日本人は自然と共存し、曖昧な感じを良しとする島国的な文化があります。しかし、それだけでは自然を支配し、徹底的で合理的な考えを良しとする西洋のやり方に太刀打ちできない部分も多々あります。
サッカーでそういった人たちに勝るには、西洋にはない『大和魂』と彼らの『洋才』を融合する必要があると思います。
日本にまだ浸透していない、体の動かし方やプレースタイルなどの『型』も『和魂洋才』で昇華されていくものですので、大事にしたい考えですね!!
追記:
ちなみに私自身、『情報』は『お金』よりも大切だと思っています。その理由は、人間の行動は『情報』によって決定され、人間の心理も『情報』で大きく左右されるからです。
『お金』は『情報』と『心理』に基づいて行動するための『手段・道具』のひとつですからね。しかし残念なことに、識字率が世界最高峰の日本人は、海外から見れば操作されているテレビ・新聞の報道を他国に比べて抜群に信じてしまいがちな、いわゆる『情報弱者』ともいえる国民性です。
それは、『情報の重要性』を認識していないことの表れでもありますので、日頃から『情報』の『リサーチ・分析』を強く意識して、サッカーもメキメキと上達できればいいですね♪
UEFA Youth League: Apoel – FC Barcelona (2-3, Highlights) (強い時のバルセロナのサッカーは、正に『洋才』が凝縮された感じがしますね♪)