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はじめに

サッカーにおけるオフ・ザ・ボールとは、自分でボールを扱っていない場面のことをいいます。その反対で、ボールを扱っている場面をオン・ザ・ボールといいます。

オフ・ザ・ボールの時間は試合90分で88分程度。割合でいうと97~98%にもなることから、より高いレベルでサッカーをしていくにあたり、この状況の質と量を高めることは非常に重要です。

そこで今回は、オフ・ザ・ボールの動き方に関わるサッカー基本用語をまとめてみました。

ポジショニング

ポジショニングとは、ポジションをとること。ポジションとは、サッカーコート内において、攻守の役割分担に基づいて配置される(大まかな)位置・エリアのこと。

ポゼッション

ポゼッションとは、相手にボールを奪われにくいプレーを選択して、ボールを保持すること。たとえば、ボールロストの可能性の低いショートパスを選択するなど、チームとしてボールキープすることを重視するサッカースタイルを「ポゼッションサッカー」という。

サポート

サポートとは、ボールを持っていない選手がパスコースを作ってあげる動きのこと。近くに寄ったり、サイドに開くなど。チームとして、サポートする選手に対してマークしてこなければそのままパスを受けることができ、マークしてくればそれによって生まれるスペースを活用することができる。

インナーラップ

オーバーラップ 用語

インナーラップとは、ボールを持っていない選手が、ボールを持っている選手の内(センター)側を追い越す動きのこと。パスを受けることができなくても、ボールを持っている選手に対するプレッシャーを軽減できたり、走りぬけたスペースを活用することにより局面の打開を図りやすくなる。

オーバーラップ

オーバーラップ 用語

オーバーラップとは、ボールを持っていない選手が、ボールを持っている選手の外(タッチライン)側を追い越す動きのこと。パスを受けることができなくても、ボールを持っている選手に対するプレッシャーを軽減できたり、走りぬけたスペースを活用することにより局面の打開を図りやすくなる。

クロスオーバー

オーバーラップ 用語

クロスオーバーとは、二人の選手が互いに逆方向に走りながら交差する動きのこと。一方がドリブルしながら他方へボールの受け渡しを行う場合や、ボールがない状況で、マークを外すために行う場合などがある。

裏 スペース 画像

裏とは、相手DFラインとGKの間のスペースのこと。このスペースをパスやドリブルで利用できると、GKとの1対1になりやすくなり、得点に結びつきやすい。また、裏を狙うと相手DFラインを下げることができるので、中盤のプレスが甘くなりやすくなる効果もある。

抜ける

抜ける動き

抜けるとは、味方がパスを受けるためのスペースを空ける動きのこと。連動する味方とのコミュニケーションがとても重要。

ギャップ

ギャップ

ギャップとは、相手の選手同士の間にできるスペースのこと。DFとDF、DFとMFなど、縦のギャップと横のギャップがある。ギャップは相手にとってマークしづらいため、そのスペースでパスを受けて前を向くことができればチャンスに繋がりやすく、ギャップの活用は数的不利での攻撃にも効果的。また、ギャップは、ディフェンスにとってボールを触りにくいため、スルーパスを通しやすい。

ちなみに、スペインでは「ライン間」という意味の『エントレ・リネアス』という言葉があります。守備組織のライン間に生まれるスペースを活用する考えで、ギャップと似ている一面もあります。

なお、当姉妹サイト『M&C』では、この『エントレ・リネアス』のことを『ポケット』と表現しています。

下りる

下りる

下りるとは、ボールを受けるために、前線から下がってくる動きのこと。マークから逃れてフリーになり、数的優位をつくりやすくなる。下りた位置でパスを受け、そこから落ち着いて攻撃を組み立てる場合が多い。

クサビ

クサビ

クサビとは、(マークされている)前方にいる選手に出す縦パスのこと。守備側はクサビが入ることで一時的にボールウォッチャー(=ボールだけを目で追いかけること)になりやすく、マーク(とくにFWがクサビを受けたときにMFのマークのような、後方にいる選手のマーク)が外れやすくなる。

チェックの動き

チェックの動き

チェックの動きとは、マークを外すためにする、オトリの動きのこと。ボールを足元で受けたいときに一度裏へ抜ける動作や、裏でボールを受けたいときに一度足元でもらう動作などがある。チェックの動きは縦だけでなく、横に動くこともある。

パス&ゴー

パス&ゴー

パス&ゴーとは、パスを出した選手が立ち止まらずに、前方の空いているスペースへ動くこと。ボールを直接受けられなくても相手が注意を払うので、他の味方選手がプレーしやすくなる。

プル&アウェイ(プルアウェイ)

プル&アウェイ

プル&アウェイ(プルアウェイ)とは、一度相手に近づいてから(プル)素早く離れる(アウェイ)ことによってマークを外す動きのこと。FWがDFライン付近でスルーパスを受けるときによく使われる。

ダイアゴナルラン

ダイアゴナルラン

ダイアゴナルランとは、斜め前方(中央からサイド、もしくはサイドから中央)に走る動きのこと。ダイアゴナルランによってマークしている選手の対応が遅れると今度は受け渡しが難しいため、パス一本で大きなチャンスになりやすい。

3人目の動き

3人目の動き

3人目の動きとは、ボールを持っている選手(A)が味方の選手(B)にパスを出すとき、もしくは出す前に別の味方の選手(C)が(B)からパスを受けるために動き出すこと。ボールスキルはもちろん、パターンの共有とコミュニケーションが重要。

ビルドアップ

ビルドアップとは、GKもしくはDFから、中盤や前線へパスをつないでいくこと。ボールをしっかりと保持しながら攻撃を組み立てることが目的。

セーフティープレーヤー

セーフティープレーヤー

セーフティープレーヤーとは、ボールを持っている選手が後方にパスを下げたり、ボールを奪われたときにプレスをかけて攻撃を阻止または遅らせるためのポジションをとっている選手のこと。ボールを持っている選手の斜め後方でフリーのポジションをとることが多い。

ゾーンディフェンス

ゾーンディフェンスとは、それぞれの選手が守備範囲を決めておく守り方のこと。特定の相手をマークするのではなく、エリアを分担してマークの受け渡しを行う。

マンツーマンディフェンス

マンツーマンディフェンスとは、それぞれの選手がマークする相手を決めておく守り方のこと。マークの受け渡しはゾーンディフェンスに比べて少ない。

おわりに

オフ・ザ・ボールをはじめとしたサッカー用語は、サッカーを理解するのに欠かせません。実際に試合や練習で口にして、どんどん覚えていきたいですね。

佐藤寿人選手 プルアウェイ -ストライカーに必要な動き-【12:17】

FC Barcelona’s best goals 2015/16: Top 10 team goals【4:33】


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管理人

2015年からC級ライセンスを取得し、サッカースクールで小学生に指導。

小学校3年生からサッカーにハマり、16歳のときイングランドで衝撃を受け、21歳のときYOUTUBEに出会う。がっつりプレーしたのは22(23?)歳まで。

自身のプレー経験だけでなく、サッカーと全く関係ない分野を抽象化して応用することで、イングランド遠征で感じた世界との差を解決(16歳から10年以上かかり、センスなさすぎ(笑))。
 
スクールでは、原田メソッドを参考にさせてもらって目標達成のサポートをするとともに、独自の視点による『ワンポイントアドバイス』により、『できなかった』プレーを『できる』ように変えられるのが、強みです。
 
インターネットを利用して、より多くの人とサッカーを掘り下げていけたらと思います。
 

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